資源国の通貨が有望

どの国の通貨がおすすめ?

外貨投資するならどの通貨?

 

「外貨預金をやってみようかな」と思っても、たくさん通貨があって迷ってしまうかもしれません。

 

ここではどの通貨から投資をスタートしたら良いのかを考えていきましょう。

 

金利や手数料はサブ的な判断基準

まず、外貨預金は金利が魅力の一つとなっているので「金利が高い国の通貨」を選びたくなってしまうかもしれません。

 

もしくは「為替手数料の安いところ」を選ぶのが良いと思われるかもしれません。

 

もちろん「金利」や「手数料」も、通貨を選ぶ際には気にすべき点なのですが、メインの判断基準ではないのです。

 

外貨投資は購入時よりも円安になった時に為替差益で儲かるのでしたし、金利が高くても通貨が暴落するリスクが高ければ、資産を保護する意味で通貨分散する意味がなくなります。

 

ですから、その国の通貨を持っていることで、安定して国際分散投資を行うことができ、長期的にも円安の結果が期待できる通貨を選択をしていきます。

 

具体的には、それは資源国になると思います。

 

資源国の通貨

中東がオイルマネーで潤っていることを例にしても、限りある天然資源の埋蔵量が豊富な国というのは有利です。

 

仮に世界的な経済危機が起こったとしてもダメージは最小限だと思います。
つまり通貨暴落の可能性が少ないので、円に対して安くなりにくい(円高になりにくい)と言えます。

 

なので外貨投資と言えば、新興国という切り口よりも資源国に人気が集まっていのですね。

 

さらに具体的に、どの国が良いかまではここでは書けませんが、外貨預金でしたら、

  • オーストラリアドル
  • カナダドル
  • 南アフリカランド
  • ノルウエークローネ

などを購入することができます。

外貨預金で購入できる通貨はこちら!

 

また、外貨建てMMFで資源国ファンドに投資する選択肢も有望です。

 

新興国通貨はどう?

それでは、

  • 南アフリカランド債
  • 中国人民元
  • メキシコペソ

などの新興国通貨はどうでしょうか?
これらの通貨は、ドルとリンクして動かない通貨です。

 

世界全体の景気が悪ければ影響はでてしまいますが、ドルが多少円高にふれようが円安になろうがあまり関係ありません。

 

なのでドルの調子が悪い時や、どこに投資するのも微妙な時期でしたら、選択肢として考えるものいいかもしれません。

 

ただ長期的に投資するのは、個人的にはあまりおススメしません。
なぜなら新興国なので、政治状況等が不安定・値動きに敏感に反応してしまう、というので長期的に持つのは少々心配だからです。

 

短期で勝負というギャンブラーには向いているかもしれません。

 

最終的には米ドル

私も「外貨投資」や「日本国債暴落時の対応策」が書かれた書籍を多数読みましたが、著名な識者の多くが、何だかんだで米ドルを買っておくことをお勧めしていました。

 

アメリカは借金も多く、失業率も高く、テロの脅威など様々な問題を抱えていますが、

  • ドルが基軸通貨であること
  • 一番ケンカが強い(戦闘力がある)

という安心感があるのです。

 

ドルが基軸通貨ということは、最悪の場合、輪転機を回してドルを大量に刷り、インフレを起こして借金をほぼ無かったことにもできます。

 

また、ケンカが強いということは、色々な意味で交渉力が強いということにもなります。
要は無茶をしても、他国は自分の身が危険になるほどには文句が言えないかもしれないということです。

 

ですから「米ドルは結局は安全だろう」と考えられているわけです。

 

どこの通貨もお勧めしないという意見

どこの通貨が一番いいか?
という質問に対してどこもおススメしないという方もいます。

 

そういう方が、なぜどこもおススメしないかというと、どこの通貨も今は高値だからです。

 

2007年にサブプライムローンの問題が起き、2008年にリーマンショックがおこり、株価も為替も急降下・・・

 

そこから2011年秋ごろに、1ドル75円程度と過去最高の円高水準をたたきだしています。

 

そこから1年くらい同水準を保っていましたが、ここ2年間で為替は30円も円安に触れています。
2014年は1ドル109円です。

 

ここまで円安になったのは、サブプライムローン・リーマンショックの問題が落ち着いて、景気が回復したというのが理由です。

 

景気が良いのはいいことです。「今なら投資してみようかしら」という気になるでしょう。
しかし今から投資するには、個人的にはちょっと高値すぎると思います。

 

豪ドル、ニュージーランドドルとドルのついている通貨は、基本的には米ドルと動きがリンクしているので、この2つも今のところ高値です。

 

ビル・グロスの失敗から学ぶ

こんな話もあります。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、
世界最大のファンドを運営し債権王とまで言われているピムコのビル・グロスが、2011年にアメリカ債権は価格が下がり金利は上がってしまうので撤収すると発表しました。

 

ところが、米国債券の価格は逆に上昇し金利も下がり、欧州の信用不安なども重なって、ますます安全資産として買われることになりました。
もちろん通貨も暴落するどころか「ドル高」になりました。

 

米国債の先物売りも仕掛けていたというビル・グロスは、この判断ミスにより大きな痛手を負い、世界中で「ビル・グロスの失敗」などと騒がれました。

 

ビル・グロスという人は面白くて、この自分の予想が外れたことに対して「The cleanest dirty shirt」という印象的な言葉を使って説明しています。
要は米国債は「汚いシャツの中で一番キレイ」という意味です。

 

この例は、今後世界が汚い状態になっても、やはり米ドルは、その中において綺麗な状態を保つ可能性が高いということを示唆している例ではないでしょうか?

 

ですから、日本の有識者でもオススメの通貨が米ドルという方が多いのでしょうね。

 

どの通貨を選ぶかは自己責任ですが、日頃から資源国の情報を集めておくなどして精度を高める努力をしながら、購入する通貨を決めていきましょう!

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