外貨預金の選び方をまとめよう!

外貨選びのポイント【まとめ】

選び方のまとめ!

 

外貨選びのポイントとして、ここまで何点か出てきましたのでまとめておきましょう!

 

重要度に関しては違いがありますが、どの項目に関しても一度は確認してもらいたいので網羅的に挙げていきます!

 

基軸通貨は魅力が少ない!?

世界経済の中心である

  • アメリカ
  • 巨大なヨーロッパの集合体であるヨーロッパ連合(EU)

それ故、アメリカ(米)ドルとEUユーロは世界の基軸通貨として、為替相場に巨大な影響を及ぼします。

 

しかし、正直外貨預金にはあまりおススメしません
金利は日本円で預金するのと同程度しかありません(日本円普通預金:0.02%,米ドル普通預金:0.05%,ユーロ普通預金:0.01%【すべてソニー銀行、2015年1月5日現在】)。

 

為替についても、2012年を底辺にドル高(ユーロ高)円安がかなり進んでいる状態です。

 

金利面での利益が見込めないので、為替が円高に動くと手数料を含めるとすぐにマイナスに触れてしまいます。
超長期的(10年程度)に持つ予定であれば為替が大きく変わるかもしれませんが、いっそのこと他の通貨に目を向けてみるといいと思います。

 

金利と手数料

外貨預金の場合、高金利による利息収入がバカにできない金額になるので通貨を決める際には欠かせないポイントです。

 

また、手数料が高いと「利息」と「為替差益」による収益が削られ、利益が少なくなってしまうので、どこの銀行で行うか?というのも大事です。

金利と手数料の詳細な比較はこちら!

 

為替の動き

どんなに金利が高くても円安の時に外貨を購入してしまうと「為替差損」が出やすくなってしまいます。

 

過去の為替の動きを見て、相対的に今が円高だから購入するという考えで外貨を選ぶのが適切だと思います。

 

金利が高めの先進国通貨が狙い目

国家として比較的安定している先進国は通貨の価値も比較的安定しているため、急激な下落はありません。

 

しかし、のびしろがほぼ無い状態なので急激な上昇も少なくハイリターンは望めません。

 

とは言え先進国の中でも狙い目な国はあります。

 

豪州とニュージーランド

国土面積が広く、金やボーキサイト、天然ガスなどの資源に恵まれているオーストラリアと、その隣国で影響を受けやすいニュージーランド

 

初めての外貨預金の方にはこの2通貨をおススメします。

 

理由は2つ。
(1)まず金利が高いことがあげられます。
それぞれ普通預金は豪ドル:0.5%、ニュージーランドドル1.0%(ソニー銀行1月25日現在)で後者は日本の100倍にもなります。

 

(2)もう1つは、このような金利の高さにも関わらず為替の上下のリスクがそれほど大きくないことが挙げられます。

 

為替においては、ゆるやかに上昇を続けており、短期的な上昇は難しいものの1年以上の中長期保有で為替益を得られる可能性もあります。

 

実際、筆者が外貨を扱う仕事をしていた数年前から、米ドルやユーロに代わって豪ドルやNZドルが主流となっていました。

 

オーストラリアやニュージーランドは国内経済が非常に良好で、デフレに悩まされている日本などとは異なり緩やかなインフレが続いています。

 

雇用状況も悪くなく、最低時給などは日本のおよそ2倍程度。近年では移民の増加により、より経済活動が活発になってきています。

 

筆者自身もそうですが、あまり大きいリスクを背負いたくないが利益もほしいという方にはぴったりです。

 

資源国の通貨

改めてどこの通貨が人気かというと、

  • 資源国
  • 米ドル

でしたね。

 

ただし外貨投資は自己責任なので、投資判断において「あの識者が言っていたから」というだけではなく、日々の情報の中から自分で決断できるレベルを目指しましょう!

 

上級者向けの新興国通貨

最後にご紹介するのが、高い金利を持つ新興国通貨です。

 

新興国通貨の金利

その金利はなんとブラジルレアル:1%、南アランド:3%にもなります(ソニー銀行1月5日現在)。

 

日本円の50倍、南アランドに至っては150倍の金利を得ることができるのです。

 

これらの国々は近年急速に発展を遂げ、経済規模を拡大しているため、勢いがあるのでこのように高い金利が実現できるのです。

 

高度経済成長を経て経済が拡大しきってしまった日本ではこのような高金利は不可能です。
ただし、金利が高い分リスクにも注意を払わなくてはいけません。

 

新興国通貨のリスク

新興国通貨はこれから発展する国なのでのびしろ十分、通貨としての価値もどんどん伸びていく傾向があります。

 

しかし、それは確約されているわけでありません。
国内情勢等によってのびしろがゼロになるようなこともあるため、リスクも高いといえるでしょう。

 

なぜなら、新興国と呼ばれる由縁は国内で有事が起きた場合のリスク(カントリーリスク)が高く、世界規模で何か起こった時にも大きく為替が動く可能性があるということを理解しておきましょう。

 

逆に言えば世界が好景気になった時には為替が大きく上昇する可能性もあります。

 

「多少のリスクは構わない、短期間で勝負を仕掛けたい人」は値動きの激しいものを、「じわじわゆっくりと、ハイリスクは望まない人」は値動きが穏やかなものを選ぶといった選択が出来ると思います。

 

いずれにせよ、常に為替の動きを見ていなければいけない上、経済の動きと為替の関係をしっかり把握できる必要があります。

 

筆者自身は大きなリスクを背負うのが好きではないですが、豪ドルやNZドルでは物足りないという人にはいいかもしれません。

 

分散投資

「財政に問題を抱えている日本の将来」や「世界経済の不安定さ」を考慮して、

という観点で通貨分散を行なっておくことも大事な視点でした。

 

頻繁に使う通貨

毎年同じ国に海外旅行や出張に行かれる方は、その国の通貨にすると良いでしょう。

 

旅行目的の場合

旅行が目的である場合、通貨選びの基準は1つです。
それは、その国で実際に使用できる通貨を選ぶことです。

 

何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、世界には自国の通貨がない国や、複数の通貨が使える国が存在しますし、免税店であれば複数の通貨の使用が可能です。

 

その国の代表的な通貨だけでなく、少しでも低コスト・高金利な使える通貨を選択することもひとつかもしれません。

 

また、外貨預金を購入したけど、数ヵ月後や数年後にかなりの円高になり「円転が難しくなってしまった」場合、渡航先で引き出して使うことができるからです。

 

これは少し裏ワザ的なリスクヘッジの方法です。

詳しくは「海外出張や旅行に行くときに役立つ」もご覧ください

 

情報を十分に得られるか?

投資において、その国の国政・国勢の情報をどれだけ得ることができるか?
というのは大事な観点です。

 

再三述べていますが、外貨は外国の通貨なので、その通貨の価値はその国の国政・国勢で大きく左右されます。

 

わかりやすい例がアメリカのサブプライムローン問題、リーマンショックです。
これによって米ドルの価値は大幅に下落、そして大幅なドル安円高へと進行していきました。

 

外貨でリスクを軽減するためには、こういった情報を入手して、然るべき対応しなければいけません。

 

どのタイミングでこのような情報を入手出来るかというのは通貨を選ぶ上でやはり重要な基準となります。

 

とは言っても現在はインターネットでリアルタイムに外国の情報を入手できるので、あとは実践するのみです!

 

以上が外貨選びのポイント【まとめ】でした!

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