為替リスクとは?
為替リスクにより元本割れしてしまう具体的なケースを紹介いたします。
外貨預金は元本割れをする場合がありますが、
その要因としてまずあげられるのが為替リスクでしょう。
為替リスクとは、為替の変動によって
元本割れしてしまうリスクのことを言います。
ここで、具体的な例で考えてみましょう。
(例)1ドル=100円の相場(TTS)で100万円を投資した場合、
1,000,000円÷100円=10,000ドルを購入したことになります。
※TTS:預入時の適用相場
金利の事を考えず、10,000ドルを円転する時の相場(TTB)が1ドル=90円の場合、
10,000ドル×90円は900,000円となってしまいます。
※TTB:引出時の適用相場
このように、購入時よりも円高の相場でドルから円にしてしまうと、
例の場合だと100万円が90万円になってしまって元本が割れてしまいます。
しかし、その逆で購入時よりも円転時の方が円安であればあるほど、
その分、為替差益と言って利益を得ることができます。
円転時のタイミングで為替リスクを回避
為替というのは自分の意志でどうこうできるものではありません。
戦後、1ドル=360円の固定相場制からスタートした円とドルの為替の動きですが、
1973年から変動相場制となり、現在に至っています。
(2006年12月末現在で1ドル=約120円)
皆さんも覚えているかもしれませんが、
長い歴史上で1ドル=100円を割ったことが10年くらい前に、過去一度だけあります。
それ以外は1ドル=100円以上で行ったり来たりして、常に変動がありますが、
その変動を見抜くことは誰にもできません。
つまり、外貨預金には誰にも避ける事ができない為替リスクがありますが、
使途予定が決まっていない資金であれば、円転時のタイミングは
自分で気に入った相場の時にできるため、そのリスクを回避することができます。
為替には変動があるということと、外貨預金には為替リスクがあるということを覚えておいて、
外貨預金の仕組みを理解しておけば外貨預金は怖いものではなくなります。
何も知らないことこそが一番のリスクなのですから、
これを読んでいるあなたは、既に立派な投資家と言えると思います。
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