外貨預金のリスクを整理しましょう!

知っておこう。外貨預金のリスク

リスクを整理しよう!

 

外貨預金は「金利が高い!」「為替差益でも儲けられる!」
とだけ思っている方がいたら、後で泣きを見てしまうかもしれません。

 

「上手い話には裏がある」とまでは言い過ぎですが、自分の大切なお金を投資する時は、日頃から良い面だけではなく悪い面もあると疑ってかかる習慣をつけましょう。

 

このページでは外貨預金の裏面。リスクについて解説していきます!

 

為替による元本割れリスク

元本が割れるとはどういう事でしょうか?

 

元本割れとは「自分の最初の投資金額よりもマイナスになってしまうこと」を言います。

 

例えば、もともと100万円で預けたお金が、満期がきたり円転(外貨を円にすること)した時に100万円より少なくなってしまうことです。

 

つまり購入時よりも円高になった等の理由で赤字になってしまったということです。

 

リスクとリターンは表裏一体ですから、リスクについてもきちんと理解しておきましょう!

為替による元本割れリスクはこちらで詳しく解説しています!

 

預金保険(ペイオフ)の対象外

一時期、新聞やニュースを騒がせたペイオフですが、これは預金している金融機関が倒産しても一千万円までは保護されるという制度です。

 

ですが、外貨預金はペイオフの対象外とされています。
つまり、銀行が倒産したら預金が0円になってしまう可能性があります。

 

これは大きなリスクですので、口座開設をする時に真剣に検討しましょう。

預金保険(ペイオフ)の対象外の詳細はこちら!

 

カントリーリスク

例えば、A国の外貨定期(1年)金利が1%でB国の金利が6%の場合、全て同じ条件なら誰しもB国の通貨で外貨預金をしますよね。

 

でも、なぜB国の金利をやらない人がいるのかというと、それは金利が高い分だけ、その国の経済や政治の未来に不安があるということです。
このことをカントリーリスクと言います。

 

金利が高いということは、そうしないと誰も買わないという理由があるからなのですね。
逆に金利が低いということは、それでもみんなが安心して資産を預けられるくらいリスクが低いということを物語っています。

 

多くの投資家の意見が反映されている「市場」というものは、とても賢いので、自然と合理的な金利に落ち着くようにできているのが面白いところですね。

 

異常に利率が高い南アフリカのランド

南アフリカのランドという通貨は、外貨やFXに興味がなければ、たぶんあまり聞きなれない通貨だと思います。

 

しかしこの通貨、利率が3%と割と高めなので人気があります。

すが利率が高いといって、安易に飛びついてはいけません。
その理由がカントリーリスクなんです。

 

これは南アフリカだけでなく、メキシコペソ・中国元の取引をする際にも、商品取引説明書等にかならず書かれていることです。

 

要するに、

  • 先進国に比べて社会的な政治混乱・不安定化のリスクが高いですよ。
  • 通貨価値が大幅に変動する可能性があるので、値幅がすごく上下する可能性がありますよ

ということです。

 

値幅の動き

カントリーリスク以外にも、気をつけなければならないのは「値幅の動き」です。

 

ソニー銀行の場合、最低購入金額を、

  • 米ドル:10万以上1円単位または600米ドル以上1セント
  • 南アフリカランド:10万以上1円単位または8000南アフリカランド以上1セント

としています。

 

米ドル

例えば、1ドル100円の時に600ドル預けたとします。
日本円60000円必要ですね。(手数料のことは無視します)

 

それが1ドル99円に円高になったとします。日本59400円になってしまいました。
600円損です。

 

南アフリカランド

南アフリカランドを考えてみましょう。
今1ランドたいだい9円くらいです。8000南アフリカランド預けるとすると、72000円必要です(手数料無視です)

 

それが、1ランド8円になったとしましょう。
そうすると64000円となり8000円も損します。

 

同じ1円下がっただけでも、だいぶ違いますね。

 

そうは言っても、ランドは0.1もしくは0.01単位で値幅するので、1円急に下がるということは、あまりありません。

 

しかし、もともと値幅の上下が激しい通貨なので、そういう可能性も無くはないということを覚えておいてください。

 

リスクを減らす為には勉強しかない!

リスクを判断できるようになるには、総合的な経済や歴史の知識が必要になってきます。

 

これに関しては、良書で経済や歴史を学んで土台を作り、日頃から海外のニュースや新聞をチェックして、自分の頭に判断材料を積み重ねていくしかありません。

 

外貨投資を始めるのを良い機会にして、一緒に世界にも目を向けていきましょう!

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