円高や円安の意味を確認しよう

円高ドル安と円安ドル高って?

一瞬で意味の違いを答えられますか?

 

外貨預金に興味をお持ちの方でしたら「円高ドル安」もしくは「円安ドル高」という言葉を聞いたことがあると思います。

 

例えば、実際の会話でも、
「2008年のリーマンショック以降円高がすすみ、2012年のアベノミクス以降一気に円安へと為替が動いた」
ように使っていきます。

 

外貨投資をするうえでは基本となる言葉なので、まずは完璧に理解していきましょう!

 

そして、意味を理解するだけではなく、円高・円安という言葉を聞いて「あれどっちだっけ?」と迷う状態をいち早く抜け出しましょう!

 

そうすると世界や企業の動きがわかるようになり、段々と楽しくなってくると思いますよ!

 

それでは、まず円高について、一緒に分かりやすい例で考えてみます。
円がドルに対して高いのか?安いのか?を常に意識するとわかりやすと思います。

 

円高とは?

円高とはその名の通り「円の価値が高い」状態です。
円の価値が高いのですから、相対する外貨の価値は低くなります。

 

つまり安く外貨を購入できるということになります。

 

例えば1米ドル=100円と1米ドル=110円を比べてみましょう。
1米ドル=100円では米ドルの価値が安い、すなわち日本円の価値が高いことになります(円高)。

 

このときは米ドルを購入するのに1米ドル=110円の時よりお得になりますよね。

 

さらに話を簡単にして、1個1ドルのリンゴの例で考えてみます。
例えば1年前に1ドル=100円だったとして、1個のリンゴは100円で買えたとしましょう。

 

それが現在1ドル=90円の場合、1年前に100円で買ったリンゴを今は90円で買えることになります。

 

これは、つまり円の価値が高く(強く)なったので、少ない円で1個のリンゴが買えるようになった状態です。

 

これを「円高(ドル安)」になったと言います。

 

円安とは?

一方、円安とは「円が安い」状態のことで、相対する外貨の価値が高いことを意味します。
外貨を高く売却できるということになります。

 

今度は、現在1ドル=110円になっていた場合を考えます。
米ドルの価値が高く日本円の価値が低い状態です(円安)。

 

1年前に100円で買えたリンゴを今は110円で買うこととなり、1個のリンゴを買うのにより多くの円が必要になってしまいました。

 

つまり、円の価値が安く(弱く)なったので「円安(ドル高)」になったということです。

 

しかし米ドルを売却すると1米ドル=100円のときに比べてより多くの日本円をもらることになります。

 

すなわち外貨預金では、円高のときに外貨へ替え、円安になったら日本円に戻すことで利益を得ることができるのです。

 

わかりやすい例のおかげ?で、少し頭が整理できたでしょうか?
それでは、試しに発展問題を考えてみましょう!

 

輸入する時はどちらがお得?

今度はアメリカのAmazon.comで洋書を購入(輸入)してみます。
お値段はちょうど10ドルでした。

 

さて問題です。日本から購入する場合、円高と円安の時とどちらがお得でしょうか?

 

 

 

シンキングタ〜イム♪

 

 

 

アーユーレディ?(テンション高め 笑)

 

 

 

答えは円高ですね。
1ドル100円の時よりも80円の時の方が、支払う円が少なくて済みます。

  • 10ドル×100円=1000円
  • 10ドル×80円=800円

 

ということは、もっと大きなことを考えてみると、円高になると自動車などの輸出産業に属する企業は厳しいけど、輸入産業はより少ないお金で仕入れを行えるということです。

 

ですが、日本は長い年月をかけて360円から少しずつ円高になってきたので、多くの輸出産業では円高対策を済ませています。

 

例えば自動車などの輸出産業は、為替の影響を受けないように原材料を仕入れる方法や、世界各地に工場を作るなどの対策が行われています。
なので1ドル80円を下回っても業績が急降下するというようなことがないのですね。

 

こういった点に関しては、日本の輸出産業は世界をリードするノウハウを持っています。

 

いかがでしょうか?
少し視点を広げると、為替という一見つまらない数字の動きが、生きたものに感じてくるのではないかと思います。

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